紙衣で、バッグを開発 (現在開発を一時中断しております)
服飾デザイナー 井上セイジ氏 とコラボを組んで、デザインから縫製まで、七難八苦の開発中といったところ、職人さんも扱ったことのない新素材、手の込んだデザイン、まだまだ途上なのですが
プロトタイプをDESAIGN TIDE(東京ミッドタウンホール ~11/3)
に出展しました。
デザイナーさんのブースで、ご説明に立っていると、さまざまな反応ですが、目を引くデザインと、和紙素材なんですよ、とご説明すると、一見革に見えるだけに意外性と驚きで、興味を引いているようです。
会場の新しいデザインの提案が多い雰囲気の中で、奇抜に感じる度合いが薄まっているとも思えますが、意外に器物に思われていない様子です。「かわいー」反応が多いですね。
ブースにずっと立っていると、今インテリアデザインに関心のあるのはどんな方なのか、が見えてきます。
私の日用品、工芸品の世界とはまた違う層だと思いますが、
入場者は多くて、混む夕方はラッシュ時のようになることも。
新しいデザインということに対してこんなにも多くの人が、次のもの、新しいものを探しているのか、とびっくりです。
手仕事品、工芸品に興味のある人たち、とはまた違うファッション、雰囲気、でも
よく見ていると時代の共通項が見えてきます。
子のバッグを、好きだと言ってくださる方はどんな方なのか、おぼろげながら見えてきました。そして、やはりみなさん新しいもの、意外性のあるものが好きなんですね。
ベーシックに戻ろう、というのが私の理念ですが、ベーシックを意外性のある切り口で見せる方法、そしてそれが単なる面白いだけもので終わってしまわない方向を探りたいと思います。